こんにちは！名古屋のギター、ボーカル、ウクレレ等の音楽教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「ノルマはつらいよ」です。

ここ数年CDなどがさらに売れなくなってきただけでなく、ダウンロード売上も下がり、ミュージシャンが生きにくい世の中になりつつあります。逆に個人が事務所などに所属しなくても自分を売っていけるようになっていて、アイディア次第で今までとは違う売り出し方ができるようになったとも言えるでしょう。

そんな中、あまり実感はありませんが、ライブなどの売上も伸びていると何かのネットニュースで見かけました。確かにライブなどの体験は今のところネットでは代用ができないため伸びていてもおかしくはありません。・・・があまり実感はありません。

なぜかと言うと知っているライブハウスなどの予定をみると空白の日も多く、それほどニーズがあるようには思えないからです。もしかするとカテゴリーによるところもあるのかも知れません。

ライブハウスといえばミュージシャンは「集客」という永遠のテーマがあります。

毎日ライブをしても良いのですが、集客のことを考えると同じ地域で月に何度もライブをするというのは非現実的です。どんなに常連のお客さんでも月に１度来ればいいほうでしょう。これがビジュアル系やアイドル系などのバンドだと違うと思いますし、ジャズなどは毎回いろんな相手といろんな曲を演奏できるので毎回来るお客さんもいるかも知れません。
でも通常のバンドだとそうは行きません、なんとなくライブの依頼を引き受けていたら月に４回ライブをすることになろうものだと途端に集客の心配をしなくてはいけなくなります。
当然誘ってくれたライブハウスやライブバーなどはある一定の集客は期待します。

どんなにお気に入りのバンドでもお客さんが０人では赤字ですから・・・・

一般の人はライブが近いと演奏面やパフォーマンスのことをミュージシャンが考えていると思われがちですが実は一番考えているのは集客の面です・・・世知辛い話ではありますがこれも現実です。

ミュージシャンの愚痴でした（苦笑）